PickUp #051 2002.06.01
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(^^) ありがとうと言うスレ (・∀・)
より
273 名前:774RR 投稿日:02/04/20 16:43 ID:tA6RbHD5
4年前に買った黒いバイク。
いろんな人達と出会い、友達になるきっかけをくれた。
去年の夏、峠でコケた俺の前を滑っていき、
トラックの横っ腹に突っ込み全損→廃車。
おかげで俺はトラックの下に入らないで済んだ。
ありがとう黒いバイク、3年間本当にありがとう。
寂しくて色が違うだけの同じバイク買っちゃったよ。
281 名前:LARRY 投稿日:02/04/23 16:38 ID:ho6r9g/9
俺の家は、爺さんの親父さんの代から始まる創業八十ン年の履物屋です。
店の三代目である父は、俺が物心つく前から病院の入退院を繰り返しています。
ある日、俺が小学校から帰宅すると店には病院にいるはずの父が俺を出迎えてくれました。
『こうじ。お帰り』
戸惑う俺。ここ2年ほど病院でしか会う事のなかった父が俺を呼びます。
父が病院にいる時、俺はおこずかいが無くなっては父のいる病院へ足を運びました。
病院に行けば父はお小遣いをくれるから・・・。
父と俺の関係はいつしかそれだけの関係になっていたような気もします。
『・・・いいもの見せてやる』
父は裏の駐車場に俺を連れて行き、自転車置き場にある大きな布を無造作に剥ぎ取りました。
『・・うわぁ・・・』
思わずのけぞる俺。そこにはピカピカのスーパーカブがあったのです。
『後ろに乗るか?それとも運転するか?』
父は口元を緩めながら俺に優しく問い掛けました。
『後ろに乗る!乗ってみたい!』
『よし。』父は俺を軽く抱えあげると、そのままカブの荷台に乗せる。
『ガチョン、シャコッ・・・ドロロロロロ』
父のキックにより目覚めたカブは、父と幼い俺を乗せて初めてのドライブに出発しました。
282 名前:LARRY 投稿日:02/04/23 16:39 ID:ho6r9g/9
それから父は休日はもちろん、食事の後などにも俺を連れ出してはカブの後ろに乗せて
近所のちょっとしたドライブに連れていってくれました。
『バイクはいいだろ。こうじが大きくなったら一緒に走ろうな』
そして・・・ある日学校から帰宅してすぐ父の姿を探す俺。
(今日は九十九島を巡る遊覧船の着水式に連れていってもらうんだ)
でも店に父の姿はありませんでした。父はまた病院へ戻ったのです。
月日は流れます冬から春、春から夏へと。
俺は学校から帰ると真っ先に家の裏に行きカブをタオルで磨いていた。
毎日毎日磨きました。いつこのバイクの主が帰ってきてもいいように。
ある夏の暑い日、テレビを見てると飛行機の墜落事故のニュースが放送されていました。
その事故で坂本九さんが亡くなったそうです。
そんな時、ニュースを見ている俺の所へ親戚のおばさんが涙目でかけより
小声で『こうじ君・・・病院へ・・・行きなさい』そう言いました。
タクシーに乗せられ病院へ向かう。そして父の個室へ。
鼻からチューブの出ている父が、半分しか開いてないその目で俺を見ています。
『お父さん。毎日バイク磨いてるよ。また乗せてよね?』
父の耳に自分の顔を近づけ小さな声で俺はそう伝えました。
『・・こうじ・・ごめんな・・ごめんな』
父はただそれだけしか言ってはくれませんでした。
そして翌日の朝4時ごろ父は亡くなりました。
283 名前:LARRY 投稿日:02/04/23 16:39 ID:ho6r9g/9
父が亡くなっても不思議と悲しくなかった。
またいつか帰ってそうな気がして。
季節はあっという間に過ぎ、いつしか父のスーパーカブも磨かなくなった。
そして今
俺は家庭を持ち、幸いにして二人の子供にも恵まれた。
俺は父と交わした約束を守る為、今もりバイクに乗りつづけている。
バイクだけが俺と父とを繋ぐ細い糸のような気がして。
お父さん
この間、三つになる長男を初めてブラックバードの後ろに乗せたよ。
乗りたいとせがむからさ。
そしたら何て言ったと思う?
『パパ、ゆうやはね〜大きくなったらパパと一緒にバイクのるんだよ』
『そいでね。いっぱい色々走ってね。そいでね。そいでね。』
息子にわからないようにバイク用のウエスで涙を拭くと
『ゆうや。船見にいこっか。』
俺はエンジンをかけると、あの日貴方と行けなかった港へ向かったよ。
遊覧船を見に行くために。
ありがとう。パパ。
313 名前:774RR 投稿日:02/05/07 16:56 ID:dzeIlPbi
16からバイク乗り始めてはや10年、バイクに乗ることもバイク便の仕事をすることも断固として反対していた家族の中、唯一人俺の味方になってくれたばあちゃん、ありがとう。
γ50から始まりBUELLに乗る現在にいたるまで新しい単車を買っては友達に見せるより真っ先にばあちゃんにみせにいったなぁ。ばあちゃんは目をまんまるにして驚いて、そして『かっこええ!』と言ってくれたやん。
今も変わらずおとんやおかんは反対してるけどさ、悪いけど俺はバイクは降りへんからな!
『じいちゃんもバイクごっつ好きやったんやろ?』って聞いたら、そしたらばあちゃん『アホ、じいちゃんはワシが一番好きやったんや、単車は2番目や』やて。
顔知らんじいちゃんやけどうちの家系やからそない男前でもないと思うけどばあちゃんの目にはごっつい男前やったんかなと思うわ。
81歳やからもうええ歳やけどまだまだ元気やからさ、しゃーないわ、今度俺の愛車の後ろ乗したるわ。
メットもお揃いのシンプソンやな!
だからさ、まだ元気で居てよ、ばあちゃん。
いつもありがとうな、ばあちゃん。
321 名前:774RR 投稿日:02/05/08 16:08 ID:QlxOLRBU
僕が幼稚園に通っているころ、父親はスズキの90cc(車種不明ホンダのCDみたいな
バイク)のバイクに乗っていた。
昼頃散歩に出かける父親に連れて行ってとせがんでタンクの上に載せてもらった。
その後散歩のはずが、遠出になってしまい家に帰ったのはくらくなってから。その
ころ横浜市の北部に住んでいた。当時はどこを走ったのか全然わからず。記憶に出
てくる風景は大仏、砂浜、島、湖だった。たぶん鎌倉に行ってそのまま箱根に行っ
たようだ。軽装ででかけた為寒くて寒くて。途中から父親の上着に来るんでもらっ
た。家に着くと父親は母親にえらく怒られてた。子供の私は、何で怒られてるんだ
かわからなかった。
私も小学校1年の息子をバイクに乗せ散歩と称して近距離ツーリングに出かけてしま
う。家を出る時は散歩のつもりで出るのだが。家に帰るとかみさんに怒られる。あ
の日の親父を同じじゃないか。でも、息子は不思議な顔で私を見ている。「パパ、
また行こうね。」。あの日の俺がそこにいた。
そんな父親も年老いて今では隠居している。私のバイクを見て「こんなデカイの乗
って事故るなよ。」「おやじ乗ってみるか?」「乗れねえよ。免許はあるけどな。」
「じゃ、後ろは?」「後ろならな。」。偉く軽い爺になったなあ。「寒いから遠く
には行かないからね。」「このバイク早いんだろ。」「お袋に怒られるのは俺なん
だからな。」「ははは・・・・」
親父バイクは楽しいよ。ありがとう。いつまでも元気で。
349 名前:774RR 投稿日:02/05/20 12:48 ID:6wbSLkPo
現在の愛車「ZX-11(D6)」は去年の秋、肝炎で亡くなった友人の宝物でした。
彼が亡くなる寸前に「俺のZX-11は○○(当方のコト)に譲ってやってくれ。奴なら大切に乗り続けてくれるから。」
と言ってくれたそうで、ご家族のご好意もあり相場の三分の一程度の金額で譲って頂きました。
大切な宝物を俺なんかに譲ってくれてありがとう・・・でも本当はいつまでもお前と一緒に走っていたかったよ。
今夏、奴がずっと行きたがっていた北海道へ宝物のZX-11と共に行ってきます。
369 名前:Highdepth 投稿日:02/05/28 04:46 ID:BWJ17KDO
接客のバイトをしているから、お客さんの前では笑顔で当たり前。
しかし、時にはそんな当たり前の事を忘れさせるようなお客さんもいたりする。
そんな人にも、どんな時にも必ず笑顔。
誰が見ても「綺麗」と言う容姿を持ち合わせた君は色々なスタッフから口説かれ、
どんなにしつこく言い寄られても笑顔でやわらかく断っていた。
最初、僕は君の事があまり好きではなかった。
誰に対してもいい顔するばかり。男性スタッフには自分からは殆ど話しかけることもない。
女性スタッフとは全員仲が良いが、こと男性スタッフに対しては特に誰と仲が良いというわけではなく、
かといって特に誰と仲が悪いというわけではない。
話しかければ、笑顔でお付き合い程度の返事をするだけで「自分」というものを見せようとはしない。
自分に言い寄ってくるスタッフとも笑顔で会話するが、巧くかわすだけではっきり拒絶するわけではない。
「そんなのが優しさだと本気で思ってるんじゃないだろうな」とも思った。
370 名前:774RR 投稿日:02/05/28 04:46 ID:BWJ17KDO
いつの間にか、僕と君はとても仲良しになった。
多分、理由は「コイツはどういう奴なのか探ってやろう」という邪な考えで
僕が色々と話しかけている内に少しずつお互いのことを知っていったからだろう。
そして、君がどれだけ強く、優しい人なのかを僕が知ってしまったからだろう。
君は薬の副作用で辛い時も、皆の前では「ちょっと考え事があるから・・・」と言って席を外したね。
体調を崩して寝付かれなかった日もいつもの君でいたね。
バイト先以外では僕と会おうとはしない君が珍しく僕の誘いに乗って仕事帰りに居酒屋に行く事になった日もずっとトイレで吐きながら、
友達に半ば無理やり帰されるまで「行く」って言ってたそうだね。
僕が友達に裏切られ、孤独と絶望で一杯だった時には僕のために涙を流してくれたね。
僕が君の事を好きだというのを知っていたからこそ、自分からは絶対に彼氏の話題だけは出さないでくれたんだよね。
そういえば、君に彼氏ができたという話も他の誰かから聞いたような気がする。
でも僕が彼氏の話題を出した時は笑顔で答えてくれたね。本当はちょっと嫌そうな顔をしてくれるのが見たくて言ったのに。
371 名前:774RR 投稿日:02/05/28 04:48 ID:BWJ17KDO
僕が思い出す君はいつも笑顔。
そんな君は僕がバイクの事故で吹っ飛ばされた数日後に「またバイク買う」といったら、そんな体で何言ってるの、単位だって危ないんだし、
学生がそんなにいくつもローン抱えてどうにかなるわけないでしょ、だったらあの時悩んだ挙句大学にのこった意味がなくなるよ・・・とえんえんと説教してくれた。
初めて見る顔だった。
ありがとう。
君も僕も今回のバイトの契約更新しないから、君とももうすぐに会えなくる。
でも、万が一、街中で出会ってしまったら僕を無視してください。
僕も精一杯無視するから。
そして、通り過ぎた後、一度でいいから、少しだけでいいから僕に微笑みかけてください。
僕の見てないところで。
僕は昨日、バイクの契約書にサインしてきました。
ごめんね。
最後にもう一度言わせてください。
この2年間、本当にありがとう。
さようなら。
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537 :おさかなくわえた名無しさん :2006/07/11(火) 12:48:01 ID:CzReXlWI
最近気づいた。
子供のころ工作で父ちゃんと願いの叶う箱ってのを自分で作った。
その箱に「500円ほしい」とか「お好み焼き食べてみたい」とか紙に書いて入れておくと
数日中に思わぬお小遣いがもらえたり、お好み焼き屋に連れて行ってもらえていた。
スゲー神様いるんだー!って喜んでたけど
神様は父ちゃんだったんだな・・・。
願いの叶う箱は近所の友達にあげちゃった。
「すごいよ!願い事が叶っちゃうんだから!」とか言って。
もったいないことしたわ。
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