No.323 ◇ 心霊ちょっといい話 ver.6 ◇ より
- 337 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/06/19 22:43 ID:JbDMAqCs
- 俺も一度だけ、雨でもないし、偶然かもしれないけど、青空に虹を見た事がある。
ばあちゃんが亡くなって49日が過ぎた頃。
ふと空を見上げると、虹というよりも、虹が一直線に空に向かうような光の筋があった。
珍しい事もあるもんだ、と家に入って、仏壇がある客間へ行くと、なんか知らないけど、
仏壇と客間が綺麗に掃除されていた。
親が掃除でもしたのかな?と、その時は気にもしなかったけど、
その夜に、親に話しを聞いてみると、誰も掃除なんてしていないという。
むしろ、俺が掃除でもしたのかと思っていたそうだ。
客間へ行くと、掃除された客間のタンスの上に、一枚の封筒が置かれてあって、
中を見ると、俺が小さい頃の写真が入っていた。
写真の裏には「わたしの まごがうまれた」と、お世辞にも上手とは言えない字で書かれてあった。
文盲だったはずのばあちゃんが、多分、必死に書いただろう一文。
今も、その写真は大切に持っているけど、それを見る度に、ばあちゃんが、
この世から旅立つ挨拶として、部屋を掃除して、虹に乗って天国へ旅立ったような気がしてならない。
天国でじいちゃんと楽しくやってるのかな。
あの人は苦労人だったから、天国では、ゆっくり温泉にでも浸かって、好きだった俳句でもたしなんでいるのかな。
- 402 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/07/16 00:20 ID:3OwEEKoJ
- ずっといじめられていた私は高校生になるまで友達1人いな暗い人生を歩んでいました。
それが高校にはいったときはじめて友達ができたんです。もう本当にうれして初めて友達がいてくれることの
喜びをかみしめました。毎日が楽園でたとえ勉強ができなくてもなんでもがんばれるっていう気持ちでいました。
ですが、そんな楽しい日もあまり続かず家庭でのトラブルがたえない我が家で自分はもう死ぬしかないって思いました。
もちろん、そんなこと誰にも話せないし1人でできるだけ迷惑をかけず逝くつもりでした。
でも、私にも未練が一つだけありそれは友達の事でした。初めて感じた友達がいることの
幸せを教えてくれたA子とB子の涙を流す姿だけは見たくないと生きていたいって思っていたんですが家庭環境は
もう、どうにも私の力ではどうにもなりません。やはり死しかないと覚悟をきめて
死までのカウントダウンがはじまりA子B子にはたくさん笑ってもって幸せになってもらおうと
テンションあげまくって2人を必死で笑わしてました。
そんなときAがいきなり浮かない顔をして登校してきました。私が「どうした?」
と聞くと、
[●●(私)が、病室の分厚いガラスの向こうで苦しんでもがいていてなんてとかして
たすえけてあげたいのにどうしたらいいかわからないくて私も泣き叫んで●●をお願い助けてーって泣き叫んでる
夢みたの。あんな●●の苦しんでる姿見てかわいそうで気が狂いそうだった。大丈夫?なにかつらいことおあるんじゃない?」
といわれた。私は驚いたけど、しまったって思った。この気持ちが大事な友達に知らず知らずの間に通じてしまったのではないかと
申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
だから、友達に
「私は大丈夫。A子、B子、●●(私)達は絶対に幸せになろうね!私にとって友達は一生の宝だよ。」
って、いって返した。それから卒業して私たち3人はバラバラになったが、それぞれの道をみつけ、
私は今年の10月に結婚式をすることになった。それが3人の再会場所となった。
あの時本当に死ななくてよかった。A子B子しか私には友達いないけど、命はってでも
おしくない友達と出会えて本当によかった。ありがとう。
- 770 :本当にあった怖い名無し :04/10/26 16:14:48 ID:aFLRHW85
- 俺の妹さ、俺が17の時死んだのよ。今からもう8年前。
まだ6歳でさ。末っ子で、男兄弟ばっかだから、兄貴も弟も猫かわいがりしてたね。
でも、元々病弱でさ、ちっちゃくてさ。
でも、めちゃくちゃ可愛くてさ、ちょっとしたことでも、泣くんだよ。
「兄ちゃん、兄ちゃん」って。いっつも俺の後ついてくんの。
街にあるケーキ屋のショートケーキが大好きでさ、一週間に一回ぐらい、バイト代で買ってやってた。
食ってるとき「おいしいー」って笑う妹が、とっても可愛くてさ、すっげぇ可愛くて…
妹が発作で倒れたって聞いて、俺、学校からバイク飛ばして中学校で弟拾って即効病院に行った。
色んな機械つけて、妹は寝てた。
おかんとばあちゃんが「もうだめだぁ…」って、なんかじいちゃんに拝んでるし。
「シノを連れてかんといて!お願いや」って、じいちゃん、妹生まれてすぐに亡くなってる。
シノを抱くことなく逝ってしまったじいちゃんは、死ぬ間際まで「シノを抱っこしたいなぁ」って言ってた。
俺が行って「シノ!シノ!!」って呼ぶと、意識が戻った。
「にーやん、あんねー、シノ、ショートケーキ食べたいん」
「いっぱい買って来てやるから死ぬな!寝るな!おきてんだぞ!」
って、俺はケーキ屋からあるだけのショートケーキ全部買ってきた。
でも、妹死んじゃったよ。
俺がショートケーキ買って来て、病室のドア開けると、妹が笑ってて、
「買ってきたぞ!シノ、食って元気出せ!」
って、一口食わしたら、
「おいしいー…ありがと、にいや」
って、笑って目を閉じてソレっきり。
すぐに、ピー―――――って、機械が。電気ショックとかやっても無駄だった。
棺おけに入るときに、気に入ってた、おかんが作ってやった紺色の、フリルのいっぱいついたドレス着てた。
ばーちゃんが作ってやったお手玉もいれてやった。
お気に入りのテディベアも入れてやった。
俺、一年ぐらい立ち直れんかった。
壁にさ、誕生日に妹がくれた「にーやん達の顔」って絵があってさ。
まだ六歳だから下手糞でさ、でも、兄弟で笑ってんの。
俺と一番上の兄貴の間で、カチューシャ付けた妹が笑ってる絵。
もう、ソレ見るたびに泣けて来るんだよ。
でも、我が家でな、ちょっと不思議なことが起きるようになったのはそれからなんだ。
夜中に、ばーちゃんの部屋から声がすると思ったら、ばーちゃん(ボケてなくて、霊感あり)が、
「あぁ、じーさん、紫乃連れてきてくれたん。そう、その服気にいっとんのな、あぁ、そうかそうか、これて嬉しいか」
障子の隙間から見ると、ばーちゃんが笑ってんの。相槌まで打ってさ。
テーブルにお茶とジュースまで出してさ。
妹の好きな、地元の古い店が作ってる瓶のサイダー。
俺、ついついばーちゃんの部屋あけちゃった。
そしたら、ばーちゃん、慌てもせずにさ「ヒロトー、じいちゃんとシノがそこに来とる、挨拶せぇ」
って、俺にまでお茶出すし。
「これ飲んだら、かえるとこまで帰りんさい」
って、ばーちゃんは笑ってた。
まぁ、それくらいは序の口。
おかんが台所で、弟のおやつにホットケーキ作ってたら、作っといた一皿の、一枚の半分だけが無くなってんだって。
歯型ついてて。どう見てもシノの口の大きさでさ。
「あの子、ホットケーキも好きやったからなぁ」
って、ばーちゃんもおかんも涙してんの。
あとは、家に居るときに、シノの声を聞いたことは、全員ある。
おとんが、「きっと、この家が好きで出て行かないんだろう」って言ってたな。
で、就職するからって東京で一人暮らし始めた。
その頃、好きな女もできて、告白しようか迷ってた。
ある日、夢ん中、妹とよく行った公園で、二人でベンチに座ってた。
「にーやんは、あの人すきなの?」
おかんが作ってやったフランス人形みたいなドレス着てさ、妹が笑ってんの。
向こう側のベンチに、俺の好きな人が座って、本を読んでて、それを指差しながら。
「うん」
って、俺が答えると、
「大丈夫、シノが何とかしたげる」
って笑ってた。
んで、しばらく経ったある日さ、その女の人から告白されてしまった。
それから、そのまま今に至るってわけで。
結婚して、しばらく経って、実家に、シノとじーちゃんの墓参りに行った時、墓前でさ、俺の奥さんが言うんだよ。
「そういえばね、不思議な事があったの」
「なに」
「あなたに告白する前にね、不思議な子にあったの。
新宿で買い物してたら、ちっちゃい女の子に声をかけられてね、紺色に白いフリルのドレス着てて…
でね、『おねーさんは、にーやんのこと好きですか』って言われたの。
『にーやんってだれ?』って聞いたら、『大丈夫ー、おねーさんは、にーやんのお嫁さんになる、うちのにーやんもおねーさんの事好き』って
言って、どっかに消えちゃったの。でね、その子が居なくなった後、不思議なんだけど、あなたの顔が頭に浮かんだの」
「…シノ…」
しか、思い当たる所は無い。
そのことを、嫁に話すと、嫁は「まさかー」って笑ってたが、実家に戻って、茶の間に飾ってある、妹の写真見て、
「この子!!」って、驚いてた。
あぁ、シノがくっつけてくれたんだ。
で、またしばらくして、嫁が妊娠。
でも、ちょっと危なかった。
ある日、病院で、嫁の看護しながら、眠っちまった。
そしたら夢に、またシノが出てきた。
「にーや、おとーさんになるの」
「そうだね」
また、公園だった。今度は俺の横に、腹が大きい嫁が座ってた。たまごクラブ読みながら。
「シノ、にーやの子供、守る」
って言って、
嫁も、「お願いね」って言ったら嫁の腹の中に入ってっちまったよ。
むしろ、消えたの方が正しいのか。
目が覚めて、朝、嫁にその事を話したら、嫁も、同じ夢を見てたらしい。
で、嫁も「お願いっていったら、おなかン中入ってっちゃった」って笑ってて…
無事、生まれました、我が子。
健康な、女の子です。今年三歳になります。
しぐさが、妹に似てます。
笑い方とか、喋り方とかね。あと、性格とか、好きな物とか嫌いなものとか。
っていうか、妹の生まれ変わりだろうな。
っていうか、俺、親ばかになりました。
麻雀も、パチンコもやめたし、家にも早く帰るようになったし。
俺の実家に帰ると、もう、皆、猫っ可愛がり。
ばーちゃん大興奮。
おやじ、初孫の為にデジカメとデジタルビデオカメラ買いました。
おかん、連れてくと離しません。
とても元気で、いたずら盛りの我が娘、元気に育てよ。
まぁ、平和です、我が家。
- 618 :本当にあった怖い名無し :04/09/15 14:15:42 ID:6uAooOM7
- 小児白血病だったKくんの話です。
Kくんは3度目の再発でした。
急速に増えていく白血病細胞の数。ドクターはKくんのご両親に、
「化学療法のみの延命治療ならもって後3ヶ月、残る治療法は骨髄移植ですが成功率は10%程です。」
と言いました。
何度も辛い治療をしてきたKくん、このままゆっくり過ごすのが良いのか、わずかな望みに書けたほうが良いのか、、
ご両親は迷ったそうです。
そんな両親から何か感じ取ったのかKくんは、
「どんなに痛くても死にたくない、退院したらキャンプに行きたいんだ。がんばるよ。」
と言ったそうです。
Kくんの"生きたい"という生きる力を信じて、ご両親は移植を決意しました。
今まで使用した抗がん剤は効果が出にくくなっているため、かなり強い薬を使います。
Kくんの苦しみはこんな文章ではとても伝えられません。
薬を飲む、食事を取ることも大変なことで、吐き気、痛み、、身の置き場のない苦しみだったようです。
見ているご両親も大変辛かったと思います。
でもKくんは、
「退院したらキャンプに行く約束だよ、○○(Kくんの弟の名前)と魚釣るんだ。」
と、どんなに辛くても、痛くても、元気になることを夢見てご両親に退院してからの話をしていたそうです。
クリーンルームの中、ずっと願い続け、がんばり続けたKくんでしたが、
移植前の処置に耐えられず、ご両親に看取られKくんは眠りにつきました。
「やっと痛いのなくなって休めるね、、ごめんね、最後までがんばらせて、、」とお母さんはKくんを抱きしめて泣きました。
最後まで、弱音を吐かずにがんばったKくんの体重は入院前の3分の2程度にまでなってしまっていたそうです。
亡くなる少し前、Kくんはお母さんに、
「夢を見たよ。みんなでキャンプしてるの。みんながご飯食べているところに僕も行こうとしたところで目が覚めちゃった。」
と話しました。
、、健康な子なら何でもない、でもKくんにとっては祈るような願いだったキャンプの風景が夢にまで出てきたようでした。
それから一年ほどたった頃、家族でKくんの行きたがっていたキャンプに行ったそうです。
Kくんの治療中、時間をとって遊んであげられなかったKくんの弟くんのため。
そしてKくんの供養の意味も込めて。
キャンプ場でバーベキューを用意し、さぁ食べようという時に弟くんが
「お兄ちゃん?」と一言。
どうしたのか聞いてみると、
「お兄ちゃんがバーベキューをしているこの場所に走ってきて、、そこで消えた。」というのです。
お母さんはすぐ入院中に聞いた夢の話を思い出しました。
あの時、Kくんが話していた夢はきっとこの事だったんだ、と。
バーベキューはもちろんKくんの分のお皿やジュースも用意したそうです。
弟くんの話ではKくんはニコニコ笑って走ってきたそうです。
それ以降、Kくんを見てはいないようですから迷ったのではなく、
時間を越えてKくんはあの夢を見たのだとお母さんは信じているそうです。
一瞬でも、ほんの少しでもKくんの願いがかなっていたのなら、、救われた気がする、と。
- 923 :本当にあった怖い名無し :04/11/27 23:24:45 ID:agBuOi/C
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