PickUp #337  2005.03.08   <- Prev  Home   Next ->



No.337 涙が出るほどいい話 より

193 :名無しさん@お腹いっぱい。 :04/05/20 13:50 ID:RGWj1zI9
毎日、朝早くから夕方に通学の子供達を安全に誘導する黄色い腕章をして黄色い旗に黄色い帽子のおじいさん。
子供たちの安全を笑顔で守っていたおじいちゃん。
いつからだろう来られなくなったのは。
ある時、たずねてみたんです、町内の方に。
お亡くなりになられたそうです。

お葬式には何百人もの小学生や卒業生が参列しました。
みんな泣いてたそうです、ほんとうにたくさんの子供が泣いてた。
このおじいさんにも悲しい出来事があったそうで・・・。
昔、この交差点で小学校に通ってた娘さんを事故で亡くされたのです。
それ以来ずっとここに立ってたそうです。
私はまったく知りませんでした。
いつも笑顔で子供たちをかわいがり子供たちに慕われてたおじいさんに、そんな過去があったなんて。
おじいさん30年間ごくろうさまでした。私は忘れません。
でも先日ここで小学生の事故がありました。
30年間通学途中の事故は一度もなかったのに
きっと天国で亡くなった娘さんと悲しんでるとおもいます。

246 :名無しさん@お腹いっぱい。 :04/06/29 23:03 ID:3A1Nj15I
もう二十年位前の話になります
小さい時私は親に離婚されて、どっちの親も私を引き取ろうとせず
施設に預けられ、育てられました
そして三歳くらいの時に今の親にもらわれたそうです
当時の私は当然自覚などしておらず、
記憶は無く、その親を本当の親と思って中学二年まで過ごしてきました
そして、突然の父との別れが訪れました
脳梗塞で帰らぬ人になりました
そして、その最悪の時に
私とその親は家族ではないということを親戚の方から偶然にも知ってしまったのです
葬儀のあと、私は母を問い詰め、本当の事を聞きました
その時を境に、私は母を嫌いになりました
死んだ父でさえも嫌いになりました
多分、裏切られたとか思ったんでしょう
元々家が裕福ではありませんでした
ですから父が死んでしまったので、母が働きに出ざるを得ませんでした
母は、朝は近くの市場で、昼から夜にかけてはスーパーで働きました
それもこれも全て、私のためのものでした
ですが当時の私にはそれすらもうっとうしく思えてなりませんでした
時には、登校の時間と母が市場から帰ってくる時間がちょうど重なってしまい
友達と登校していた私は、ボロボロになった母と家族であるということを友達に知られたくなく
「いってらっしゃい」と言う母を無視しては
友達に「誰あれ、気持ち悪いんだけど」という悪口すら言っていたものでした
それを察してか、次の日にはわざと目を伏せ、足早に私とすれ違っていきました
でも、それでも、母は何一つ文句をいわず働いてくれていました
そんな日が一ヶ月くらい続いたと記憶しています
そんな雨の日、雨合羽を着て市場から帰ってくる母とすれ違いました
当然無言です
その姿はなんとも淋しく、哀しく、辛そうに見えたのです
涙が溢れました。ぐしゃぐしゃに泣きました
私は一体何をしているのか
ボロボロになってまで私を育ててくれているあの人に、
私は何をうっとうしく思っているのかと、凄まじい後悔が私を襲いました
私は友達の目も気にせず、母に駆け寄りました
でも、何を言っていいかわかりませんでした
その時、ふと口をついた言葉が「いってきます」でした
言えた言葉はたったそれだけでした
でも、母は一瞬驚き、そして泣きました
そして、何度も何度も「いってらっしゃい」と言ってくれました
私が友達の元へ戻ったあとも、母は私を見ながら手を振って「いってらっしゃい」と言ってくれていました
今では、彼女こそが本当の私の母親です
たとえ戸籍上はどうあれ、そう思っています
恩は返しきれないくらいあります
母は「それが親の勤めだよ」と言いますが、でも、じゃあ今度は子として
親の面倒を見ていきたいです
この人が母親で、最高に良かったと思います

血の繋がりなど関係のないものなのだということを
そして人間にはここまでの愛があるのだということを
はっきりと僕に示してくれた最高に感動した話です

303 :名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/13 19:00 ID:rnGcd6vN
私にはお姉ちゃんがいます。
勉強教えてっていっても『お前みたいなばかに教えたって無駄やし』とか言われてました。
喧嘩したら本気でたたいてきたし。
お母さんやお父さんには上手く嘘をついてたし・・・。
話しかけたら『うっさぃ。あほ。しゃべりかけんな。きもいんじゃ』って言われました。
家族で旅行にいくときも、サナ(私)が行くなら行かない。とか言ったり。。


そんなお姉ちゃんは今年の冬病気で死んでしまいました。
家族はもうお姉ちゃんはあとちょっとしか生きられないことわかってました。
もちろん私もです。
死んでしまったときは、これでもういじめられなくなる。と思ってちょっと安心しました。

でも・・・姉のお葬式が終わったあと母にこんな話を聞きました。
それは去年のあたしの誕生日、母と姉が夜二人でいたとき。
姉『お母さん。私を産んでくれてありがとう。とっても感謝してるよ』
母『真美・・』
姉『でもね。サナを産んでくれたことにはもっと感謝してるよ』
あの姉がこんなことを言ったんです。あんなに私のこといじめてたのに・・

そしてその後母は姉が私に書いた手紙をくれました。
サナへ
今までごめんね。私は沙菜がいつも羨ましかった。
サナはこれから生きていけるし、私は自分の病気を知ってからサナに優しくすることが出来なくなりました。
ごめんね。
こんなお姉ちゃんでごめんね。サナはお姉ちゃんの誇りです。
こんなお姉ちゃんなのにいつも笑って喋りかけてくれたし。
サナの笑顔を見るたびに死にたくないっておもったよ。
ありがとう。本当にごめんなさい。


手紙にはそう書いてありました。病気や薬のせいで手も満足に動かせなかったのに・・
字は震えてて、ぐちゃぐちゃで、手紙を読み終わるのに2時間もかかったよ。

お姉ちゃん。私が風邪ひいたときはすっごく優しかった。
お姉ちゃん。私が本気でお姉ちゃんの言葉に傷ついたときはすぐに気づいてあやまってくれた。

ごめんね・・ごめんね・・ごめんね・・
こんな妹が産まれてきてごめんね
もっとお姉ちゃんのこと考えればよかった。
お姉ちゃんが死んじゃったとき安心なんかしてごめんね

お願い。お姉ちゃん。生き返ってよ?
私謝るから、お姉ちゃんも謝ってよ。
お姉ちゃんの耳で聞いて
お姉ちゃんの声で言って

お姉ちゃんの分まで生きるよ?生きるけど。。
悲しくて悲しくてしょうがないよ。

731 :癒されたい名無しさん :04/09/15 22:57:26 ID:AuwkFSm3
13〜4年前、俺は親元を離れて一人暮らしの大学生…という名のロクデナシだった。
自己愛性人格障害の父親に反発しつつも影響をモロに受けプライドばかり高く、
傲慢さを誇りと取り違え、感謝の気持ちを知らない鼻持ちならない香具師だった。

そんなとき俺は交通事故を起こした。原付で90歳の爺さんにぶつけてしまった。
夜中とはいえ横断歩道を渡っていたのに直前まで気が付かなかったこちらのミス。
地元の名士だったらしく、集まってきた付近の住民たちが口々に俺を責め立てる。
救急車で運ばれる爺さん。オタつきながら俺はこう考えていた。
「これで前科者か?どうしよう…」「死んじまったら補償が…」下衆だった。どうしようもなく。

一緒に走っていた友人に付き添われ、逃げ出したい衝動を堪えつつ病院まで付いていった。
こいつは警察の事情聴取にまで付き合ってくれた。
そして略式裁判。思ったより処分は軽かった。弁護士だった爺さんが減刑嘆願したのだと判事が教えてくれた。

爺さんが退院したと聞き、菓子折を持って友人と見舞いに行った。その時爺さんはこう語った。
「事故を起こして怖い、逃げ出したい。そう考えてもおかしくないのにキミは頑張ってくれた。
 そんな若者を前科者にしたくはなかった。それに次は僕が頑張る番だと思えたからね。」
奥さんに聞いた話では、事故が脳内出血を誘発しかけたらしい。
そんな状況でこちらの事まで気にかけてくれたとは…雷に打たれたような衝撃を受けた。
それまで俺は「正直に生きるのはバカ」だと教えられ、信じていた。
だが爺さんは(そして友人は)このDQNに教えてくれたのだ。「誤魔化すな。人には誠意でぶつかれ」と。命を張って…。

2年後、地元に近い県庁所在地の市役所に就職が決まった。真っ先に爺さんに報告したかった。
爺さんは健在だった。そして戦前の官庁勤めの経験からこう語ってくれた。
「欲や誘惑に走るな。市民のために尽くせ」と。
やれ出世だ高給だ、要領よくとしか言わない親とは大違いだった。

月日は流れた。爺さんや友人とも距離が離れたせいか疎遠になってしまった。
爺さんに教わった生き方が出来ているか…と今でも考える。
出来ていなければせめて伝えよう。父親として娘に、妻の胎内の子に。
友人に恵まれたこと、こんな気骨の士にめぐり合えた事を。そして…爺さんが命がけで教えてくれた事を。

281 :名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/07 21:36 ID:siW02ZEw
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