PickUp #499  2008.02.18   <- Prev  Home   Next ->


No.499 涙が出るほどいい話 2粒目 より

415 :癒されたい名無しさん :04/12/25 18:31:12 ID:Uw7l74ei
時々思い出す小学生の頃の話を書きます。

私は市のスポーツ少年団のとあるチームに所属していました。
あるチームには右手が不自由な子が一人いて、ハンデはあってもみんなと
一緒に楽しくそのスポーツに打ち込んでて、友達も大勢いる子でした。
私のチームのコーチが私に言いました。

あのチームはこないだの大会でがんばったごほうびに、コーチがステーキを全員にご馳走したんだ。
店で、ナイフとフォークが出てきた。
でも、みんなが食べ初めても、あの右手が不自由な子はじっとしてた。
ナイフが使えないから困ってたんだ。
それを見て、他のチームメイトはどうしたと思う?

私は「他の子がお肉を切ってあげたんですか?」と聞きました。

でも違いました。
他の子はその子がじっとしてるのに気がつくと、全員ナイフを置いて、フォークだけで肉を食べ始めたんです。
その子も同じように食べ始めたそうです。

私は子供心に自分の答えが甘かったなあ、と思いました。
このことを20年くらいたった今でも時々思い出すのです。

553 :癒されたい名無しさん :05/01/27 20:11:04 ID:vvZG0TXk
最近のあたしの話。

疲れていた。
平均睡眠時間4時間。本当に疲れていた。

出たくて出た実家。
帰る訳にはいかないし、帰りたくなかった。

その時母から電話がきた。
取り留めのない話をしながら、ふと、母が言った。

「頑張らなくていいんだよ。」

泣き声が聞こえないように声を押し潰しながら、解ったよと言って電話を切った。
あたしは声を出して泣いた。
わんわん泣いた。

泣き止んで、飲みかけのビールを一気に飲み干して、布団に入った。
明日も頑張ろう。明日も頑張ろう。
そう強く思い、ゆっくり眠った。

555 :癒されたい名無しさん :05/01/28 11:13:50 ID:yei3A22M
いとこの女の結婚式の手紙で

「父さんが大好きでした。
 小さいころはあんまり家にいなくて、
 家に帰ってきたときは、常に父さんの後ろを追っかけてた。」
って文章に対して、新婦側のテーブルは俺含めてみんな泣いちゃった。

後日、そのいとこの父親が正月にうちに来て酒が入ったとき

「子供のことを忘れたごとは1日もなかったけどよ、
 まさか、子供がよ、そんな風に思っていだなんて考えでもいねがったな。
 きちゃっけどぎはよ、農家だがら田んぼや畑で必死なわげだべし、、、
 あっという間だな」
って涙ためて話したのにのどが詰まった。

年取った俺の親父もなぜか人の話にぼろぼろ泣いていて、一同大爆笑になったんだけど、
ウチも農家で、その涙の裏には、農家で過ごした人にしか分からない苦労がある気がした。

必死に地べたに這いつくばって、金になるわけではない農家だけど、
真剣に確信をもってやってきた親父達を俺もそのいとこも毎日見てきたわけで、
かといって、娘はサラリーマン家庭に嫁いだし、
俺んちの男3兄弟も全員サラリーマンで、3人とも県外にでていて、
農家を継ぐ人はいないんだけど、
親父達は俺らに、早く帰ってきて、家を継いで農家しろとは一言も言わない。

借金こさえて、息子3人を大学までださせてもらったことは、
農家にとっては、親孝行でもあり、親不孝でもある。
俺は、百姓の子供に生まれたことを誇りに想い、
農家で育ててくれた親たちに、これからいい思いをさせてやりたいと強く決意しました。

613 :癒されたい名無しさん :05/02/06 10:45:49 ID:wEDfV/06
俺が小学校5年生のとき、寝たきりで滅多に学校に来なかった女の子と同じクラスになったんだ。

その子、たまに学校に来たと思ったらすぐに早退しちまうし、最初はあいつだけズルイなぁなんて思ってたよ。
んで、俺の家、その子の家から結構近かったから俺が連絡帳を届ける事になったんだ。

女の子のお母さんから連絡帳を貰って、先生に届けて、またお母さんに渡して…。それの繰り返し。
なんで俺がこんな面倒臭い事しなくちゃいけないんだ!って、一人でブーたれてたのを良く覚えてる。

そんなある日、俺何となくその子の連絡帳の中を覗いてみたんだ。
ただの興味本位だったんだけど。
連絡帳にはその女の子のものらしい華奢な字で、ページ一杯にこう綴られてた。

『――今日もずっと家で寝てました。早く学校に行きたいです。
 ――今日は窓際から女の子達の笑い声が聞こえてきました。
 …学校に行けば、私も輪に入れるのかな…』

ショックだった。
学校行かないのって楽な事だと思ってたから。
ハンデがある分、ひいき目にされて羨ましいって思ってたから。

でも彼女の文章には学校に行けない事の辛さ、普通にみんなと遊びたいって気持ちに溢れてて、
なんだか俺、普通に毎日学校に通ってんのが申し訳なくなって。

だから、連絡帳にこっそり書き込んだんだ。
「いつでも、待ってるからな。体が良くなったら遊ぼうな!」って。

でも次の日の朝、その子の家に行ったらその子のお母さんに
「もう、連絡帳は届けなくていいの」って言われた。
あまりにも突然だった。
俺その頃悪ガキで、頭もすげえ悪かったけど、その子のお母さんの言ってる意味は伝わったんだ。
……この子は天国に行ったんだ。もう一緒に遊ぶ事は出来ないんだ……。
そんな事考えたら涙が溢れて…止まらなくって…。

ずうっと泣き続けてた俺に、その子のお母さんは連絡帳をくれたんだ。
せめて君だけは、学校にも行けなかったあの子を忘れないで欲しいって。


そんな俺ももうすぐ30になろうとしてる。

あの時の連絡帳は、引き出し下段の奥底にずっとしまったきりだ。
就職したり、結婚したり、子供が生まれたり…。今まで、本当に色んな事があった。
時には泣きたい事、辛い事の連続で、いっそ自殺しちまおうかなんて思った事もあった。
けど、そんな時はいつも引き出しを開けて、女の子の連絡帳を開くんだ。
そして、彼女が亡くなる直前に書かれた文章を読み返すんだ。

『ありがとう、いつかきっと、遊ぼうね』

847 :癒されたい名無しさん :05/03/10 20:04:36 ID:QvBtuzi6

世界の中心で愛を叫ぶ

父も私もこの話が大嫌いだ。
こんな残酷な話の何がおもしろいの?
何が感動するの?



今日も私は若くして亡くなった母の墓前に手を合わす。




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